先日お話した「クレーンネック」。
私自身もPC作業に没頭すると頭が前に落ちています。
特に私の場合は、身長に対しPCの位置が低く不良姿勢を助長しているため首にはかなりの負担がかかっています。
自分も気を付けなければいけませんね…。
さて、本題の前回ブログに出てきた女性の姿勢について。
(まだ読まれていない方はこちらから見てください。⇒【あなたの首はクレーンネック?】)
この女性に限らず、座っている時にこのような姿勢になっている方はよく見かけます。
電車の中や昼下がりのカフェ・・・本人は何気なく、気にもしていないと思いますが。
メイクやファッションに気を遣っていても、姿勢が悪いとなんだかみっともなく見えてしまいます。
『立ち姿・座り姿・歩き姿』これらは1日にして直るものでもありませんし
ワンピースを着た女性が猫背・ガニ股で歩いていたら「美しい」なんて言葉も出ないですよね…。
姿勢を整えていく際に同時にチェックする項目があります。
その1つが「呼吸」。
ゆっくり鼻から息を吸って口から息を吐き切ってもらいます。
このチェックで見えてくる傾向としては大きく分けて2パターンあります。
①『胸郭を使った呼吸』
②『肩を使った呼吸』
すぐに正解を言ってしまいますが、①の呼吸が出来ている必要があります。
この写真は私ですが…
ちょうどバスト下あたりの肋骨(手で押さえている箇所)が息を吸った時に真横に膨らむのが理想です。
しかし肩で呼吸するような方の場合、息を吸った時に肩が上がり肋骨の膨らみを感じることが出来ません。
正しい呼吸が出来ない状態でたくさん息を吸おうとすると
「肩が上がり」「お腹を丸めて腹筋に力を入れよう」とすることで
【猫背】姿勢が出来上がってきます。
また同時に「肩が上がる」ことで「顎が前に突き出され」
【クレーンネック】姿勢まで出来上がります。
いくつかの要素はもちろんありますが
解剖学を分からない人にもわかりやすく説明していくと…
胸が丸くなる⇒背中も丸くなり首の位置が悪くなる(前に飛び出る)
胸が伸びる⇒背中も真っすぐになり首の位置が良くなる(後ろに引かれる)
⇓要するにこんな感じ。
呼吸が正しく行えなかった場合、正しい呼吸を学習する必要がありますが
いくら頑張っても肋骨が膨らまない人もいます。
この場合、他の要因が邪魔をしている可能性もあります。
トレーニングで身体の使い方を学習する前に、整える必要があります。
その方は一度≪あおいラボ≫をご受診ください。
あおいの実費診療は痛みがある方だけが受診する場所ではありません。
「姿勢が気になる」「身体の動きが硬い」などのお悩みでも≪あおいラボ≫であれば受診できます。
気軽にお問合せください。TEL:050-3515-6297
もちろん、姿勢・呼吸に関して自分の傾向を知りたいという方はトレーニングにご参加いただくことも可能です。
トレーニングの前に治療が必要かどうかも判断します。