冷えピタでなく水枕をすすめる理由


昨年にもお伝えした記事です。復習しましょう。 葵接骨院では【ひえぷる水枕】という商品を患者さんには勧めています。 小さなお子さんがいるおうちでは子供が熱を出した時に【冷えピタ】とか【熱さまシート】とか【デコデコクール】とかを使うことが多いと思いますが、厳しい言い方をすると使っている意味がわからない。 そういうにはいくつかの理由があります。 ダメな理由その1 そもそもおでこを冷やしても直接熱を下げる効果はない。 たしかにおでこを冷やすと気持ちがいいのですが、発熱はそもそも風邪ならリンパが活発に働きながら熱を発するわけですから、リンパの集まる部分を冷やしてやったほうがいいのです。そうなるとどこか?ってなるのですが、それが脇の下や太ももの内側のいわゆるそけい部なんです。リンパマッサージでよく【最後はリンパ節に流し込む!】って言われているところですね。もちろん太い血管が通っている場所でもあるので、そこを冷やすと冷たい血液がその先に流れるので熱を奪ってきてくれる役割もあります。でも、おでこにはそういう役割はありません。 ダメな理由その2 冷感シートには対した冷却効果がそもそもない。 私の研究テーマの一つが冷却です。以前まとめたレポートでもこのことについて触れていますが、冷却シートの冷却効果はおよそキューブアイス1個分しかありません。キューブアイス1個をホットのドリンクに入れてみればわかるでしょうが、コップ1杯のドリンクだってたいして冷えません。身体の60%くらいは水ですが、それをたった1個のキューブアイスで戦っても完全なる敗北です。冷感シートは【冷感】であって、冷却効果はほぼありませんし、一旦あったかくなったシートは簡単には熱は逃げませんから、身体の熱の逃げ道を塞ぐだけです。 ダメな理由その3 寝ているあいだにシートがずれて乳幼児が窒息死したケースがある。 大人でも寝ている間の管理なんて難しいです。ましてや赤ちゃんでは・・・・・。ずれてしまって鼻を塞いだりで不幸な事故がおきてしまっています。また、これらの冷却シートの販売と高熱による脳症が増えているという興味深いデータもあります。シートが原因とは断定できませんが、考えさせられるものではないでしょうか? 他にもいろいろありますが・・・・・・・おおまかな理由はそんな感じです。 寝苦しい夜の対策としても使えるのが、水枕です。 葵で取り扱っているのは冷えぷる水枕。これは中に水と氷をいれて使えます。私の家では水をいれて一年中冷蔵庫にいれてありますけどね(^_^;) 首の周辺はたくさんの血管があります。それは脳を熱から守るために、いち早く冷却するためのものでもあります。ですから、そこを冷やしてやると頭の熱をすっきりと取ることができるのです。頭寒足熱でもありますし、頭の熱を下げてやるとスっと眠りにおちていきます。 たまに、冷却にお菓子に入っている保冷剤を使われる方がいますが、温度が低すぎて危険ですし、常温にもどったときに、ペットなどが穴をあけてしまうと中身がほんのり甘いのでそのまま食されてしまうケースがあります。保冷剤の中身を食べてしまうとペットは死んでしまうことがあります。症状がでて病院に運ばれたときにはほぼ手遅れです。 水枕ではそんな心配はありませんし、体にとっても安全です。 いろいろな観点はありますが、安全で効果の高い【ひえぷる水枕】がやはりオススメなんです。 葵接骨院では1540円でお売りしています。ぜひお買い求めください。最後は営業(笑) 院長が選びに選んだお勧め商品はほかにもあります。ぜひチェックしてみてくださいね→ 取扱グッズ