バレエダンサーのトレーニングで何度か質問されることがあるのですが
【片脚で立つと”寄りかかって立っている”と指摘される】
というお話を聞きます。
指摘されたはいいけど
どの姿勢が寄りかかっていて
どの姿勢が寄りかかっていないのか
そもそも、その違いを理解していないダンサーさんが多いです。
お尻を使うことは分かっているけど全然使い切れていない方もいれば
お尻の筋肉が弱く全然支えられていない方もいます。
分かりやすいチェック方法を用いると
壁に背中をくっつけて空気イスの様に膝が90度辺りになるまでしゃがみます。
そのまま、上体やお尻を固定したまま片脚を浮かせてみましょう。
上半身が傾いたり、そもそも脚が上がらない場合
軸足が安定していません。
しっかり足を床に押し付けておかなければ反対の脚は上げることが出来ません。
このチェックで全く脚が上がる気配のなかった子は
まず脚が上げられるようにしておきましょう。
もちろん上半身が傾いたり、膝が内側に入ることが無いようにしなければ効果はありません。
鏡の前・動画撮影等
自分の姿をチェックしながら必ず行ってください。
そして、このような軸足のアライメントを整えるのにオススメしているのが
【リアラインバランスシューズ】になります。
現在、このシューズを使ってトレーニングされている方もいますが苦戦者続出です。
ただ乗ってバランスを取るだけでなく、
バランスを崩さずにエクササイズフォームを獲得しなければいけません。
寄りかかった姿勢ではバランスを取ることが出来ずシューズの上に立つことは難しいです。
筋肉に頼りすぎるのではなく、整ったアライメント(骨の配列)で立つことが出来れば
余力は表現力の部分に役立てることが可能になります。
寄りかかった軸足が及ぼす影響は
・見た目の美しさに欠ける
・必要以上の筋肉を動員し、脚を太くさせる
・バランスが安定せず、パフォーマンスの質が低下する
が考えられます。
まずは空気イスチェックをしてみてください。
脚が上がらなかった方で原因を知りたいという場合は
ぜひ《パーソナルトレーニング》をご利用ください♪