今年は、自然災害が多いなぁとみなさんも感じていると思います。
災害袋を用意している家も増えていると思います。
次はわが身と思ってやはり備えるものは備えておいた方がいい。
その中身についてはいろいろなサイトでおすすめが載っているのですが、
治療家目線から今回オススメしたいものが2つあります。
1つ目はサプリメント
災害時、配給される食事のほとんどが「炭水化物」となってしまいます。
パンやおにぎり、カップ麺といったものです。
炭水化物は手っ取り早いエネルギー源でもありますが、栄養素的にはいろいろととぼしい。
タンパク質も不足しがちになりますし、
糖質の分解には大量のビタミンBも必要になります。
また、ストレス下では人間は多くのビタミンCが必要になります。
免疫が下がれば容易に風邪にもかかってしまいます。
食べる量が減ると総カロリーが減るので、同時に必要な栄養素も減ってしまいます。
それを少しでも解消できるのがサプリメント。
私の非常袋には、マルチミネラルビタミンとビタミンCをいれてあります。
子ども用のグミでもマルチミネラルビタミンはありますから、そういうのを入れておくといいと思います。
たった数錠のサプリメントがあなたの避難生活の中での健康問題を和らげてくれる可能性は高いのです。
「元気あればなんでもできる!」
健康って非難していても大事なんです。
また、サプリメントの錠剤、カプセルを飲むのが苦手という方もいますが、
そういう方はのどの粘膜が弱かったり、飲み込む力がよわかったり、栄養学的に言うと、タンパク質と鉄が足りないタイプに多いので、日頃からこれらの入った食品をしっかりとることが最大の予防になります。
自分に足りない栄養素が何か?を知りたい方は、血液検査を使った食事指導をぜひ受けてみてください。
日常生活で足りない栄養素は、災害時にはもっとなくなるということですよ。
2つ目は、ヨックション
これは、葵接骨院では常に物販の売れ行きランキングに入ってくる商品でもあります。
もともとは、妊婦さん、経産婦さん向けのクッションだったのですが、
腰痛予防にも、車椅子の方にもいい、さらには長時間の移動にもいいということで
幅広く使われるようになりました。
空気をいれてふくらますタイプなので、荷物にもなりません。
実際、私もスケートの大会に行くときや、新幹線に乗るとき、長時間のセミナーを受けるときにもっていきます。
もっていってよかったというより、忘れたときにその良さに気が付くという商品です。
避難所というのは大概が床に座ることになります。
ヨックション一つあるだけでも、冷たい床に座らなくてもいいですし、床の硬さからも逃れることができます。
寝るときは二つに折って枕にすることも可能。
上記2つの商品は葵でも実際に取扱いしています。
なにより荷物にならないけど、その効果は絶大だと言えます。
これを機に冬場へ向けての非常袋の中身の見直しをぜひしてみてくださいね。
もちろん、ご自身の身体のメンテナンスもお忘れなく!