本日は木曜日。審美系の内容をご紹介しています。
担当はトレーナー三輪です。
スポーツ分野では耳にしたことがある方も多い
【コーディネーショントレーニング】
ダンスの分野ではあまり聞かないかもしれません。
身体の連動性・協調性を高める方法として用いられます。
これは、成長真っ只中の学生たちが
自分の身体をコントロールして使えるようにするにはとても有効なトレーニングになります。
よくある例として
ラダーやミニハードルを使ったトレーニング
メディシンボールを使ったトレーニング
バランスディスクを使ったトレーニング 等…
大雑把に言えば「自分の身体を操作する能力」を高めるプログラム。
トレーナーさんがいるチームはこういったプログラムを定期的に行っている場合があると思います。
ここで注意したいのが
多くの場合、プログラムをこなそうとプログラムの為の練習・指導が介入しやすくなるという点。
プログラムを組んでもそれを上手くこなせずにもたもたしてしまう子が必ず出てきます。
それを、出来ないからと言って手取り足取り教えてしまうことは
本人の考える力が育たなくなります。
出来ないなら出来ないなりに『何とかして』身体を動かすことが大事なのです。
前転・後転・側転といった動きも方法を教えるのではなく、どんどん挑戦させることで成長に繋がります。
そもそもプログラムの動き自体に意味はありませんし
直接的な技術に繋がるわけではありません。
しかし、考えながら自分の身体をああやってこうやって動かしてみるという経験が
その先に続く高度な技術スキル獲得に繋がっていきます。
私もパーソナルトレーニングの中で
用具を使ったコーディネーショントレーニングを取り入れる場合があります。
気が付くと上手くいかない子に対して「こうだよ」「こうするんだよ」とか言ってる自分がいるのに反省です…