自分の身体をコントロールするには


小学生や中学生の身体の使い方をチェックすると自分の身体をコントロール出来ていない子たちが多くいます。

見本と同じ様に身体を動かすという「模倣」が苦手であったり、普段行う競技とは全く関係ない動きをさせたら途端に身体の動かし方が分からなかったり…

この時期に獲得しておくべき動作や運動能力が獲得しきれていないのです。

 

 

成長期の身体は年齢や身体の成長に合わせて発達するものが異なります。

『自分がどこにいるのか』『どこに向かって動くのか』

『障害物との距離はどのくらい離れているのか』『自分の腕や脚はどうやって動いているのか』・・・

こういった周りとの距離感なども様々な動作を多く経験することで自然と体に身についていきます。

しかし、同じような動きばかり・得意な動きばかり動いているとそれだけが得意になりそれ以外の動きをしようとしても頭が理解できず上手くいきません。

そして、その時期を逃してしまうと次にそれを獲得させようとしても身体は出来上がってしまっているので成長する時期ほどの効果は得られません。

 

 

神経系の発達は小学生の間にほとんど形成されると言われています。

この間にたくさん動き、体の動かし方を学ぶことで神経回路はどんどん増えていきます。

これが大人になった時に同じ様に神経回路を増やそうとしても増えることはありません。

小学生の時期に神経回路を増やしておくことで、その後年齢が進んだ時により競技性の高い練習を行ったとしても技術の習得が早くなると言われています。

 

 

人間の基本動作は36種類あります。

例えば「走る」「蹴る」「投げる」「くぐる」…等。

これらを学習する前に専門性の高い競技スキルにばかり目が行ってしまうのは順序が間違っています。

年齢・身体の成長に合わせた運動学習を先に行うことで、その後高いレベルの競技力を身に付けることに繋がっていきます。

 

 

 

今年のバックセミナー名古屋会場で講師をされる岡田さん主宰の「ドリスポ愛知」は、これらの運動能力を引き伸ばしてくれる教室です。

スケーターHPのブログにドリスポ愛知の様子の写真がありますので合わせて読んでみてください♪

フィギュアの基礎ってなに?

 

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子どもたちがより健康にすくすくと成長できる環境を提供出来たらと考えています。

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