ゆで卵食べてます


先々週のお話。

自分の血液検査の結果が戻ってきました。

以前、名古屋市の健診を受けたときのも合わせて長期にわたって自身の血液検査の結果を残してあります。

年単位でみるとみえてくるものがあってとても興味がわきます。

 

栄養学はいろいろな話があってどれがなんだかよくわからないというのが多くの人の頭の中だと思います。

だからこそ

“〇〇が冷え性の人にはいい”

といった話がすぐでてくるのだと思います。

でも、代謝を少しだけ勉強しておくとかなりのことが解決できます。

 

その前に5大栄養素というのを学校で習ったと思います。

糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル

というやつですね。

まずは最初の3つだけ。

糖質、タンパク質、脂質

このうちエネルギーそのものを生むと考えるのが、糖質、脂質です。

“おいしいものは糖質と脂質でできている”

というCMがありましたが、このCMで回転ずしの例がでてましたね。

コンベアの上、さらにのったまぐろの握りがながれてくるというやつです。

 

まぐろのにぎり自体は、糖質と脂質とおもってもらっていいのですが、

重要なのは、これを運んできたもの。つまりコンベアです。

栄養素で言うと、これにあたるのが、タンパク質。

ざっくりいうとそんなかんじ。

 

燃やしたい糖質と脂質があるのだけど、

それを運ぶタンパク質は十分あるのかい?

というのを血液検査でみてみるとわかるのですが、

多くの人でタンパク質不足がみられます。

 

もし、手元に血液検査の結果があるようでしたら、

“総蛋白”という項目をみてください。

残念ながら、この項目をいれていない血液検査も実はあります。

総蛋白の数字が7.5以下ならタンパク質がちょっとたりない黄色信号。

7.0以下なら確実にタンパク質不足です。

後は、総コレステロールも指標になります。

コレステロール・・・・つまり脂質がちゃんと運ばれているのかをみるのが、総コレステロール。

この数値も180以上がのぞましいです。

 

これだけみてもタンパク質が足りているかどうかがわかると思います。

というけで、自分のを見直してみたときに、タンパク質が足りなかったので、

せっせとタンパク質から増やしてみることにしました。

そう、それが、

“ゆで卵たべています”

というタイトルになります。

家では鍋でつくるのですが、院にもってくるのも面倒になってきたので、Egg cookerなるものを買いました。

半熟からかたゆでまで作れてなかなか役に立っています。

まずは、1日に2-3個のたまごを食べてタンパク質の底上げをしてみます。

 

あおいラボでは食事の指導もしています。

提携ドクターのところで血液検査もできますよ。もちろん、異常があればそのままドクターがみますが、

異常のない場合は、血液検査の結果をもとに食事のアドバイスをしています。