葵の治療方針の中に「歩くこと」というのがあります。
他にもありますが、徹底的に患者さんには「歩いてください」とお話しています。
「歩く」という行為で他人が何かしてあげるということは出来ません。
施術という他力に頼り切ってしまうのではなく、自力で健康な身体を手に入れてほしいためでもあります。
そのようなお話をすると次に来院した際に
「こないだ歩いてみたんだけど、だんだん歩き方が分からなくなって…何に気を付けたらいいの?まず、歩き方ってどういう歩き方が良いの?」
と、歩き方に関しての質問をされます。
まず最初に言えることとして、治療が終わっていない段階で正しい歩き方・綺麗な歩き方なるものを教えたとしても絶対に体現出来ません。その身体を持ち合わせていないからです。
だからと言ってガツガツ歩かれたりチョコチョコとした歩きだと意味がないのでその人の身体の状態に合わせてある程度の注意点はお話します。
治療を始めてから改めてウォーキングと向き合いあった時、今までの歩き方が間違っていた・身体の不調を作る原因になっていたと気付く人は少なくありません。
先日も、ある患者さんがこんな気付きを教えてくださいました。
「今まで50年生きてきた中で、歩いてる時に足の指が地面に着く感覚を感じたことが無かった」
「最近になって足の指が地面について足首もこんなにしならせて歩くのが出来るようになった」
「これって良いことなんですか?」
治療家さんやトレーナーさんであれば「良いことに決まってるじゃん」なんて思うかもしれませんよね。
でも身体の仕組みを詳しく知らない方からしたらこの気付きさえも大発見なんですよね。
この方、まだまだやらなきゃいけないことが残っているのですが特に細かい歩き方の指導はしていません。
施術という他力だけでなく、自力で動いてもらうことで本来の動きを取り戻すことが可能になります。
【つべこべ言わずウォーキング!】
ウォーキングで身体が壊れることはまずありえませんから騙されたと思ってとにかく歩いてみてください。
きっと身体の色んな気付きが見つかります!
「健康のために運動を始めたいけど何していいかわからない 」って方にはぜひウォーキングから始めてもらいたい!
それと一緒にあおいラボを受けたらもっと効果的なのを実感してもらいたい!!
ということで、あおいラボもオススメ致します(●´ω`●)