こんにちは(*´▽`*)トレーニング担当の三輪です♪
審美系選手のトレーニングサポートをしていると数多く上がってくるのが「減量問題」。
先日、7月末までにあと5㎏痩せなさいと言われた中学生がいました。
はっきり言って1か月半前になってあと5㎏…
せめてもう少し早い段階から準備させないの?
なんて思いましたが、過ぎた時間はどうしようもありませんから仕方ないです。
レッスンの先生に言われてしまったために彼女はもちろん落ち込みました。
どうしたらいいのか分からないし、時間も無い。
行きつく先は・・・
「食べない」
という選択になったそうです。
幸いお母さまが早い段階でご連絡をくださった為に
彼女とお話をすることが出来ましたし
食べないという選択から少し気持ちが変わってくれました。
コンクールや大会でどうしても見た目が採点に関わってしまう彼女たちは
少しでも周りより見た目が太ければ「痩せなくちゃ」といって食べなくなってしまいます。
それはむしろ逆効果でしかありません。
摂取量が少ないとその中から数少ないエネルギーを身体の中に蓄えようとして
エネルギーを効率よく消費できない身体になってしまいます。
文章にするとむずかしくなるので描いてみました。笑
簡単に言うなれば、「痩せたいと言ってご飯を食べずに運動すると痩せにくくなる」ということ。
(写真の【ECOモード 】は、代謝が悪くエネルギーが燃えにくい状態だと捉えてください。)
正直、痩せなくなること自体が怖いのではありません。
その先に待ち受ける怪我・障害が怖いのです。
今回の中学生には、食事側の視点から怪我・障害について説明をしましたが
過去には疲労骨折を起こしたことで食事の改善についてお話をしたスケーターもいます。
【食事】と【障害】。
10代の子たちはまだ骨や筋肉が成熟しきっていないからこそ引き起こされる怪我もあるため
いかに【食事】が重要であるかを本人だけでなく親御さんにも理解してもらう必要があります。
障害・疲労骨折とのつながりはより専門的になるので次のお話に。