喘息と骨盤の関係


ここ数日、私の周辺では「喘息」というキーワードがあがってきている。

喘息の定義もあいまいになっていて、あれもこれもそれもが「喘息」にされているケースも多いので、

診断そのものがあやふやなケースもある。

喘息は実は、いろいろな研究が進んでいて、意外に自分での改善も可能なところがある。

葵接骨院では、構造医学というのをベースに診療をしているので、今日はちょっとここから引用してみようと思う。

6年において78名(小児41名 成人37名)でのデータになります。

発作前、発作中の傾向として見られること・・・・

 

1 胸部が非常に押さえつけられた感じと、のどの乾燥感、つまった感じがある。

2 動機がひどく、歩いたりすると苦しい

3 発作数日前からふくらはぎにひきつれ感があったりする。

4 発作前には尿量が減るか、頻回になるわりにはでづらい。

 

診察時に、どちらの骨盤がつかえていないか?という判断をだして、治療をすすめていくのですが、

喘息をおもちの方は、基本的に

「両方の骨盤の動きが悪くなっている」

状態で、そこからほぼほぼ右の荷重かけがうまくいかなくなった瞬間からなのがわかっています。

 

つまり、喘息の発作をでないようにするには、この変化を読み取ること。

そして、研究所のデータでは、これに対する処置を講じた場合、有効性が認められなかったのは11%のみ。

しかもその11%は気管吸入剤やステロイド点滴といった薬物療法をかなり強行されているケース。

 

発作中におこなう処置はもちろんあるが、それ以前に傾向がわかっているので、発作のない安定期に行うのは

「十分な歩行による両側の骨盤の機能の安定性」

なのです。これがなによりの予防策。

トレーニングと歩行は別物です。

この20年の間に生活は便利になってしまったために、歩行量は3分の1にまで減っている。

環境のせいばかりにするのではなく、自分の体はやはり自分で改善をはからないといけないところはある。

 

もちろん、発作時に治療家がとれる処置と、自分での対応方法もあるのだがここでは不特定多数の方が読まれているのであえて書かないし、

そもそも骨盤の機能がおちているかどうかは、診察してみるのが一番なのです。

そういうことも含めて自分の体のメンテをおすすめしている。

そしてそれをやっているのがあおいラボ。

人間の体はいろいろとつながりがある。保険でみれるのはあくまで外傷だけ。

でも、私がみているのは「人の生活」なので、保険でみれないものもアドバイスしていけたらとおもって作ったラボ。

勉強しているのは何も外傷だけじゃないってことを少しだけアピール(笑)

あおいラボについては → こちらから