子供の靴選びのポイント


 

少し季節を先取りして、新入学新学期に向けて靴の話をしたいと思います。

 

子供靴を選択されるさい、靴のサイジング選びどうされてますか?

成長するのを考えて1センチ大きめ?いや0.5センチ??・・・・と悩まれることでしょう。

葵接骨院の場合は、実際に足のサイズを計測されてから購入されるケースが多いですが、

すでに足のサイズがわかっていて次の大きさの靴を用意して置く場合もあるように思います。

子供の足のサイズは数箇月単位で大きくなります。

以下が指標です。

5ヶ月〜2歳 年間伸び率は約2cm

1歳前後からつたい歩きが始まります。やがて、一人で立てるようになり、ヨチヨチ歩きへ。けれどもまだ一直線には歩けません。手でバランスを取り、両足を開いて歩きます。土踏まず(アーチ)もまだ形成されない偏平足ですが、1歳半くらいから走れるようになります。

2歳〜3歳 年間伸び率は約1.4cm

3歳過ぎから土踏まず(アーチ)の形成が始まります。歩いたり走ったり、飛び跳ねたり。動きが活発化してきます。

4歳〜6歳 年間伸び率は約1.2cm

関節や土踏まず(アーチ)が形成されます。

7歳〜12歳 年間伸び率は約0.8cm

大人と同じように動けるようになります。踵から着地します。

これが指標として私たちのもとに来ていますが・・・・これはあくまで指標で。しっかりと定期的に足のサイズを測ることをしてください。

子供に売り場で靴を履かせ「痛くない?」との確認と「親指のあたりを先端からおしてみて空き具合をみる」くらいをやっている親御さんも多いと思います。

でもね、子供って「デザインが好きならほしい!」「○○ちゃんが履いてるから欲しい!」とその靴が欲しい動機は靴の機能とは全く関係ないところにあるんです。

だから、しっかりみてあげる。たとえば中敷を使って・・・・・

shoes

こんな感じで足をおいてみるとすぐにわかると思います。この写真は元スタッフのお子さんの写真なのですが、

子供靴は知識がやはりないものなので、みなさんもまずはおうちの靴で確認することから始めてもらえればと思います。

靴の買い置きの場合、経年変化を考えると新品の靴の保存期間はだいたい2年〜3年までとなります。

子供靴は、“靴”を買うのではなく、健やかな成長を買うと思ってしっかり選んであげてください!!

近年は子供の足の変形、偏平足、ハイアーチ、外脛骨、歩き方などの相談増えています。足指の使い方などの指導もさせていただいています。

以前の用に靴の販売は難しくなってしまいましたが、ジュニアインソールも取り扱っていますので、ぜひご相談ください。