先日、私が大好きな二人の座談会に参加させていただきました
東京のアクロ整骨院の塩見先生と
札幌の森脇トレーナー
夜9時スタートで2時間の予定が気が付いたら
日付変更線をこえていました。
まぁ、言いたいことは山ほどあったが、
お二人の座談会を楽しみにしてる方が
参加しているので、私は時間外になるのを
待ってから発言させてもらいました。
その中で猿手(外反肘)の話になり
「猿手って2種類あるじゃないですか・・・」
ってチャットにコメントが飛んできました。
解剖学を学ぶような医療者やトレーナー以外を
ぶった斬るのは私も控えさせてもらいましたが
ここでは間接的にぶった斬らせてもらいます。
心の準備だけしておいてください。
「猿手に2種類はありません」
まず「猿手」は「四十肩」や「寝違え」と同様の俗称ですので、
「外反肘(がいはんちゅう)」とここでは言わせてもらいます
まずは外反肘の定義
解剖学的に「前額面における上腕骨長軸と尺骨長軸のなす角は男性で11~14°、女性で13~16°外反している。これをCarrying angleといい、正常範囲を超えて外反している場合を外反肘(俗称で猿手)と呼ぶ
とされています。
つまり外反肘の程度は軽度から重度まであったとしても
外反肘は一つしかないです。
ではなんで「2種類ある」とおもったのかというと
うちのスタッフが外反肘なので
モデルになったもらいました。
何が違うかわかりますか?
注目すべきは「肘窩(ちゅうか)」
ちなみに肘のくぼんでいるところを肘窩といいます
上の写真は外反肘の定義のまま
肩関節を外転してきています
下の写真は肩関節が外旋しています。
ちなみに肩関節を内旋したものはこちら
これ何気に撮っていますが
猿手(外反肘)の方にやってもらってください。
おそらくできませんから
言ってしまえばここに猿手に対する
ヒントが含まれています
「猿手に2種類はありません」
まずはよく観察することからはじめてみてください
この腕の使い方は
競技によっても求められるものが違います
アプローチも違いますが
根幹になる部分は同じです
猿手には獲得できていない構造と機能があるということ
勉強していきましょうね
注:「猿手」と「猿腕」は正確には別物です。
外反肘を指すのは「猿腕」なのですがごっちゃになって使われていることと、一般的に「外反肘=猿手」と使われることが多いので、ここでは「猿手」と使わせていただきました。本来は肘を指す場合は「猿腕」が正解ですが、どちらにしても俗称です。
ちなみに私が提供しているのは治療ではありません。
ラボをで提供していることはこういうことも含まれています
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