過去記事のリライトです。2015年8月のブログより
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アメリカで行われているフィギュアスケーターの研究でおもしろい記事を発見しました。
「着氷時の足への負担測定」
というもの。
この手の数字は今までも何度か出てきています。
ただ、その測定方法がスケート靴を履いた選手がある測定器の上にジャンプして降りる。
という感じのものでした。
なので、正確な氷上でのデータではなかったのです。
競技ゆえの難しさですよね。
でも今回は、スケート靴に装着するタイプの測定器で測っているのです。
この技術自体もすごいみたいですが。
まずは動画を見てもらうといい。
一応すべて英語なのですが・・・・
ちなみに動画の中の彼女は、逆回転のジャンパーですね。
大学での研究で、今までは、
つま先にすごい荷重があるかのようにおもわれていたが、
実は、つま先は他の部分よりわずかに高いだけで
踵が着いたときに体重の5-8倍ほどがかかることがわかったんですね。
アメリカの選手なんかだと、1回の練習で50-60回ジャンプを繰り返すそうです。
混雑した一般滑走の間を滑ることなんてあんまりないんでしょうね。
この研究、アメリカらしいのは「どれだけ足に負担がかかるか」だけを調べて終わり!ではなく、
データをコーチや治療家など、スケーターに関わる人に提供すると言っているのです。
使いすぎによる障害を減らすために。
また、野球のピッチャーに投球制限をかけるように、
スケーターにおいてもこのデータをつかって適正な練習量をだそうとしているのです。
すでに大学側とアメリカのスケート連盟が手をくんで、データ集めをしているとのことが記事には書かれていました。
もちろん5-8倍の体重がかかるのですから、選手もそれなりの体が必要なのと、
ある程度のジャンプ数の制限は必要になってくるとは思われます。
当院にくる選手でも疲労骨折は非常に多く、悩ましいところ。
女子選手特有の「ホルモン」との問題も解決しないと難しいですし、
そもそも、氷を押せるような体になってない選手もいて、
そういう選手は、障害はやっぱり多くなる。
また、練習の組立などもやっぱり問題がある。
あいだ、あいだにスケーティングをいれることはやっぱり必要なんですよね。
身体を壊さないという面からみても。
まずは、自分の体が8倍の体重がかかった時にちゃんと足の筋肉に命令がいってますか??
着氷の時に一番いい着氷ポジションを体におぼえこませていますか?
これらをあおいラボとトレーニングでは提供していますよ。
まずは、何からしていいのかわからない方もラボから受診してみてくださいね。
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