火曜日に更新したボディメイクブログ【筋トレしてるのに減らない?】
に関連したお話をスケーターやダンサー向けにお届けしようと思います。
当院の実費診療は、現在怪我をしていないという方でも気軽に受診していただくことが出来ます。
ダンサーさんによくあるお悩みとして
「痩せにくい」
「むくみやすい」
「O脚が気になる」
「姿勢が悪い」
・・・等々。
直接怪我に繋がる要素ではありませんが、見た目の部分やパフォーマンスに関連して
ご相談されるケースが増えています。
ラボでもトレーニングでも「脚の太さ」に関する相談をよく頂きます。
スケーター・ダンサーさんの脚が太くなるパターンとして
第一に
【筋肉による太さ】
が考えられます。
筋肉が発達しすぎたことによる脚の太さを筋トレで解決しようとしても
やり方を間違えてしまうと逆効果になります。
トレーニングを行う時に気を付けなければいけないポイントは
いかに負荷をかけるか
ではなく
いかに正確なフォームで行えるか
です。
最近はYouTubeにも多くのトレーニング動画がアップされていますが、見たものを何となくで真似しても効果がありません。
筋肉で太くなってしまった脚の場合
間違った使い方による筋肥大が起きているので、本来使われてほしい筋肉が優位に働きづらくなっているはずです。
私も多くのスケーターやダンサーのトレーニング指導をしてきましたが
今まで使っていた身体の癖から本来使うべき筋肉を使った動きへ
フォームを直す時間が圧倒的に多いです。
しかも、トレーニング中に直せても次のトレーニングに来てもらった頃には元通り・・・
こんなことはよくある光景です。
スクワットを例に挙げるとすれば
体重のかかるポジションや
骨盤の傾きのズレ
使ってほしい筋肉が反応しているか・・・
パーソナルトレーニングであれば細かくチェックしていきます。
特にダンベル等の負荷は使いません。
使ってもミニ物干し竿(数十グラム程度)をシャフト変わりに使ってるくらいなので
ほぼ自重トレーニングばかり。
ただ単純に食事を減らして体重を落とす
野菜しか食べない・白米を食べない等の偏った食事
間違った知識ではたとえ痩せたとしてもパフォーマンスが上がりません。
そして、トレーニングをどれだけ頑張っても
踊りの癖が変わらない限り、脚には同じ負荷がかかり続けます。
脚への負担を減らせる使い方を覚えることが欠かせません。