先日、NHKの特集を何気なく見ていたら
『小学生のランドセルが重すぎる』という内容の特集が放送されていました。
2017年、都内の小学校低学年を対象に
児童が持ち運ぶランドセルなど荷物の重さを測ったところ
平均が7.7キロ。
多い子で9.7キロという結果になったそうです。
私たち大人ですら毎日5キロのお米を背中に担いで歩くのも大変なはずなのに
小さな体でそれ以上の荷物を毎日背負って登校していると考えると
子どもたちへの負担は大きいことが良く分かります。
さらに、問題となっているのが近年子どもたちの運動能力低下。
外で遊びまわる機会が減ってしまったり、1つのスポーツに特化させてその競技特有の動きしか行わなかったり…
自分の体を自由に操ることが出来なくなっています。
これらと合わせて問題なのが、「姿勢」
そもそも正しい姿勢を保ち続けるだけの体力がない子が多く
ランドセルの荷物に耐えられなくなっています。
もちろん9キロの重りを毎日持つなんて大人でも腰を悪くしそうですが…
姿勢を整えて出来る限り重りに耐えられる強さを身につけておく必要があります。
荷物の重さを変えられないなら、身体を変えるしかありません。
葵にも、学校カバンが重く腰と肩に慢性痛を抱えている高校生から相談がありました。
この学生には歪みを整える20分のメニューを定期的に行うため
最初は週に1度のペースで通院してもらいました。
もともとの姿勢と、週1を5回ほど続けた後の姿勢を比べてみると・・・
肩の位置が後ろへ移動し、背筋が伸びたように見えます。
毎日のように「腰が痛い」「肩が痛い」と言っていたのが、今では痛みなく生活できるようになりました。
特に大きな治療も特殊な手技をしているわけではありません。
自分の体を自分で動かしてもらい、本来の正しい姿勢に近づくよう運動しているだけです。
この学生は徐々に通院頻度を減らし、今では月に1度メンテナンスに訪れるだけで痛みのない身体をキープしています。
荷物が重たすぎることも問題ですが
支えられるだけの強さや姿勢が無ければ、荷物が減ったところで痛みは改善されません。
何気ない日頃の生活動作で痛みが出る…
毎日の動作が辛いけど我慢している…
変えられないなら、身体を変えましょう。
それに耐えうる身体を作り、痛み知らずの生活が送れるようになりませんか?
身体の歪みをすべてチェックしたいという方は
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