大きく動くための土台が必要


本日は木曜日。審美系に関するブログとなります。担当はトレーナー三輪です。

先月の第2木曜に投稿した記事【操るのか操られるのか】

これの続きとなります。

なんだか、もったいぶるかのような間の空き方となってしまいました…。

 

 

前回の記事を読み返すと

お写真の説明で間違いがあったので訂正させていただきましたm(__)m

ビフォーアフター反対に説明してたんですよね‥。ありゃま…。

ちゃんと直しましたので、内容の確認も兼ねて覗いてみてください⇒【操るのか操られるのか】

 

さてさて、本題に戻ると…

ブログで紹介した女性の後屈が変わったワケとそれが踊りに繋がったワケについて。

 

難しい説明をしても一般の方には分かりづらいので簡潔にお話すると

ポイントは【背中】。

肩甲骨のすぐ下辺りをイメージして頂くと良いです。

丁度青い印をつけた辺り。

筋肉が反応出来るようにエクササイズを行い、肩甲骨と同時に肋骨を青い印に近づけるよう下方向へ力を入れるようにしてもらいました。

ここにアプローチすることで土台が安定し動きを大きくすることが可能になります。

もう一度写真を見ると…

左はアプローチする前になります。

股関節の可動域があり骨盤から後屈していますが、その分胸の反りが少ないです。

右は背中へアプローチした後。

股関節の可動域は最大限使わなくても胸の反りがさらに増えたのが分かります。

 

股関節の可動域に頼って上半身の可動域や体幹の安定性がなかったのを、エクササイズすることで元々持っている股関節の可動域を抑えても背部筋肉によって後屈時の支えが生まれたために上半身がさらに動くようになりました。

これは、後屈の動きだけに限らず引き上げの姿勢にも繋がってくるため、

ステップ時の脚の出方、相手とのコネクション時にふらつかない強さにも関わってきます。

 

 

社交ダンスは2人で踊りますが、女性は男性に頼り切ってしまってはいけません。

自分の身体は自分で支えた上でリードしてもらうことが、キレのある動きに繋がります。

 

オススメのエクササイズは「ルーマニアンデットリフト」「ラットプルダウン」とか。

また、胸式呼吸でしっかり息を吐き切るようにすると下部胸郭が刺激されます。これもオススメ。

 

上半身のフリを大きく魅せたい時、腕や肩ばかりに注目せず、土台となる背中にも注目してみてください。

安定して動く事が出来る。そんな感覚を掴めるきっかけが見つかるかもしれません。