毎週土曜日、一般の方向けのブログ。担当は院長藤田です。
葵接骨院では、日々いろいろな方が問い合わせをくださいます。
実際、保険診療を希望して直接来院をしてくださる方もいますが、
残念ながら、診療をお断りすることが結構な割合であります。
お断りの理由で最も多いのが
「保険適応になる外傷でない」
というものです。
接骨院は整形外科とは違い、どんな症状でも保険で取り扱えるわけではなく
怪我をした時の状況がしっかり説明できるもの・・・・・外傷のみが保険対応になります。
気がついたら痛くなったとか、なんとなく痛くなった
という類のものは、保険診療でみることができず、全額自己負担の自費診療になります。
ときどき、
「他の接骨院ではみてもらえた」
ということをおっしゃる方がいますが、それはルール上はアウトのことをセーフにして診ているということ。
残念ですが、同業の先生にもそういう方はいます。
でも、健康保険を使うというルール上、だめなものはだめです。
問診のときの理由書きのときに「どのように書いたらいいですか?」と質問されることがありますが、
いつ、どこをどのようにどんなふうにいためたか?
が、書けないと保険適応にはなりませんし、ここをほう助することは私もスタッフもできません。
次に多いのが
「仕事中(仕事場)でいためた」
というものです。仕事中の怪我は基本的にはすべて労災あつかいになります。
ただし、個人事業主さんの場合はそもそも労災はないので、健康保険を使っての受診が可能です。
また雇用契約上労災適応でない場合もそうなのですが、
このあたりの判断はご本人では難しいので、問い合わせてもらえればいいです。
いずれにしても、実費診療の場合は、窓口負担は保険診療より高くなってしまうことは間違いないです。
日頃からのメンテナンスをしておくことが、その後の医療費の高騰を防ぐことに本当につながります。
まずは、あおいラボで自身のからだのチェックをしてもらうことをおすすめします。