日曜日も意外に外に出ている院長藤田です。
この間は、【歯科開業セミナー】なるものに出てきました。
実はこのセミナーで講演される折戸先生というのが、
以前こちらのブログでも紹介したSWOOPSの犬飼くんが副院長を務めるりお歯科クリニックの院長先生になります。
そんなご縁もあって異業種ながら参加させていただきました。
折戸先生の講演は“年商3億円の歯科医院長が実例紹介”というかなりキャッチーなタイトルですが、
別に“こうやったら稼げます!”というものではありません。
折戸先生いわく “おカネを稼ごうと思っている人にお金はついてこない” というお話。
年商3億は、患者さんに圧倒的な支持を得た結果であって、
その取り組みとしては、院長自身がどういう院を作りたいか、何のために働いているのか、
スタッフの教育というお話から、さらには遊び心についてもお話が続いた。
葵接骨院もあらたなスタッフが続々入っていますが、続かないスタッフももちろんいます。
男子スタッフの傾向としては
“語る夢は壮大だけど、自分のできる範囲の認識が甘い”
女子スタッフの傾向としては
“夢はあるけど、自分のできる範囲を決め付けるのが早くてさらに狭い”
という感じ。
この春、新入社員になった方もいっぱいいらっしゃる。
夢をもって社会に出ているとおもうが、一番最初にやることが、マニュアルにそった仕事だったり、
いわゆる下積み作業。
自分の夢とはきっと遠いこともあると思うけど、
やりたい仕事にたどりつくには、まずやらなきゃいけない仕事をする必要がある。
そしてできる仕事が増えていく。
折戸先生の院が支持されるにはやっぱり支持されるだけのものがあるのです。
言ってみれば患者さんの思いに応えられているということ。
こういうところはやっぱり例え異業種であってもしっかり学ばないといけない。
私のような国家資格をもった医療従事者というのは、学校で1時間も経営学についても、
接患についても学びません。
“先生” と呼ばれるようになってから、自分で学びに行くのです。
だから、“学びにいかない人もいる” のも事実なんです。
私自身もこの年になってはじめて学んでいることもあります。
葵接骨院のコンセプトは、“その人の人生において一つ楽しみを増やす”です。
それを実現できるように頑張って、素敵な院をスタッフと作っていけるようにしていこうと思った。
そんなセミナーでありました。
ちなみに折戸先生が書かれた本が、11日に発売になっています。
お仕事をする上でとっても参考になることがいっぱい書いてあります。
とくに同業の先生にはおすすめです。
自分の立ち位置や、より良い院作りを学ぶためにお休み返上でセミナーにも参加していたりしますよーというお話でした(笑)