プッュアップチャレンジのご指名を受けましたので
うけてたとうではないか!
今回は
「猿腕での腕立ては気を付けて!」
です
やっぱり腕立てやらんのかーい!って思ったあなた
何か問題でも??
今回のチャレンジも治療家目線のチャレンジです
ではいきます。
先日、劇団四季のライオンキングの
プレビュー公演を観てきました。
いやー素晴らしい!でもね気になったの
何が?
ヤングシンバの腕が猿腕だったんです。
ライオンなのに猿・・・・ってことでなくてね
猿腕ってコントロールしないと表現がちょっと・・・
になるんです。
そもそも猿腕ってなによ?の人へ
猿腕というのは
こういう腕をいいます。
この写真、うちのスタッフです
手のひらを前に向けて腕を前に伸ばした時に
肘から先の前腕部分が上腕骨の長軸よりも
極端に外側へ開いている状態のことを言います。
肘から先がぴったりとくっつくのが特徴的です
遺伝的なもの・・・・なんて話がありますが
いや違うだろう(笑)
生まれた時から猿腕なわけないし
以前にブログでも書いた事がありますが
基本的にはハイハイの時の体の使い方です
ざっくり話すと
本来獲得していく機能を獲得できていないまま
次に進むとそれを補う機能が生まれる
猿腕はハイハイの時に十分な筋力や他の機能がなく
体を支えようとするときに肘をロックするような動きを
しているケースが多いと報告がされています
出典元がどこか思い出せませんが・・・
なので同じような動作の時にそれが顕著にでます
はい!そうです!
腕立て伏せです。
ではみてみましょう。
腕立てスタートポジション
降りて戻ってくると・・・・
おいおい!!
スタートポジションと違うじゃない!
はい。これが猿手の人の腕立てです
腕がくの字になってますよね
ちょっとゆるめてもらってもこんな感じ
肘の内側が前に向いています
プッシュアップチャレンジの動画をみていると
こうなっている人多いです。
猿手の人は腕立てが苦手という人もいます。
毎回毎回上がってきたときに肘のロックで
体を支える癖がついているのです。
そして猿手の人はこれが普通だとおもっているので
そのままやっているし、トレーナーであれば
そのまま見本を見せているケースもあるし
こどもがやっているのも気にならない
この使い方を変えてやらないと
思ったことが思ったようにいかない事が
よくあります
それが、今回のヤングシンバくん
彼が大きく腕を広げて見せた時に
大きく見せているはずだが
肘から下が下がるので大きく見えない
骨で腕を支えようとするとそうなる。
肘がロックされるところまで腕を広げるので
これが腕立ての時にも筋力ではなく
骨の支持にかわってしまうんですよね。
しかも正しくないところで
腕立てやるならちゃんと筋が作用するようにやること
猿手の子がいる場合は
腕の使い方をしっかりみてやること
自分がそうならロックしない腕立てにすること
ヤングシンバ君が・・・・
腕を広げた時、こうなら・・・・
治療家の私は
しんぱーい、なるさー
以上。
治療家のプッシュアップチャレンジ第2弾でした。