【こんなお悩みで来院されました|ケース⑦】身体が硬くて思うように踊れない 男性バレエダンサーのケース

■ 来院された方

・カテゴリー:バレエ/動き改善
・年代:10代男性
・お悩み:
幼少期よりバレエを続けている男性ダンサー。

「身体が硬い」
「内ももが使えない」
「つま先が伸びない」

といった悩みがあり、
思うようにパフォーマンスが出せない状態でした。

何から直したらいいか悩んで来院。

■ このケースで多い状態

バレエでは、

・柔軟性
・ターンアウト
・引き上げ

などが求められます。

そのため、

「もっと柔らかくしないと」

と、
開脚やストレッチを頑張るケースは少なくありません。

ただ、
実際には、

「身体が硬い」

というより、

“動きを組み合わせられていない”

ことがあります。

■ 開脚を分解して考える

例えば、
開脚という動きも、

・脚を外へ開く動き(外転)
・体幹を前へ倒す動き(屈曲)

など、
いくつかの動きの組み合わせです。

そのため、
当院では、

「開脚ができるか」

ではなく、

「その動きを構成している要素ができているか」

を確認していきます。

今回まず確認したのは、
長座の姿勢でした。

両脚を前へ伸ばして座った時点で、
骨盤がしっかり立たない状態。

ここが、
最初の問題でした。

■ 実はここが大事なポイント

この状態で、

「骨盤を立てて」
「もっと前に倒して」

と意識だけで頑張ろうとすると、
余計に身体が固まってしまうことがあります。

そのため、
まずは、

「どうしたら自然に骨盤が立てられるか」

を整理していきました。

例えば、
座る高さを変えるなど、
身体が動きやすい条件を作る。

そして、

一つ動きができたら、
次の動きへ進む。

という形で、
開脚レッスンを組み立てていきました。

■ 当院で行っていたこと

このケースでは、
月2〜3回の通院で、
約3ヶ月かけて進めていきました。

ただ柔らかくするのではなく、

・長座
・骨盤
・体幹の屈曲
・脚の外転
・手の位置
・顔の向き

など、
動きを一つずつ分解しながら整理。

特にこの方は、
動きに集中しすぎる傾向があり、

一部分を頑張ることで、
全体が固まりやすい状態になっていました。

そのため、

「ここを頑張る」

ではなく、

“全体が自然につながる”

方向へ調整していきました。

■ このケースから分かること

バレエで求められるのは、
単純な柔軟性だけではありません。

本当に大切なのは、

「ベストパフォーマンスを出せる状態か」

です。

そのためには、

・どこが動いていないのか
・何を頑張りすぎているのか
・どの動きを組み合わせればいいのか

を整理していく必要があります。

身体が硬いから、
ただ開脚を頑張る。

ではなく、

「動きを構成している要素」

を一つずつ整えていくことで、
結果として動きやすさやパフォーマンスが変わることがあります。

当院では、
バレエやフィギュアスケートなど、
審美系スポーツ特有の身体の使い方についても対応しています。

フィギュア・バレエについて

※実際の問診内容をもとに、個人が特定されない形で構成しています。

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