開業した平成14年から、ずっと院で働いてくれていた治療器があります。
伊藤超短波の「ES-420」。
捻挫や打撲などのケガから、スポーツ障害まで、本当にたくさんの患者さんの治療に使ってきました。
途中、院は何度か引っ越しましたが、この機械も一緒にお引っ越し(笑)。
そして開業から24年。
とうとう動かなくなりました。
さすがに、よく働いてくれたと思います。
【24年間使用したES-420】

さて、壊れてしまった以上、次の治療器をどうするか。
同じような大型の治療器を購入することも考えましたが、今回選んだのは、同じ伊藤超短波の
「ATmini CHARGE(AT-mini)」
です。
並べてみると……

ちっさ!(笑)
24年間使っていた機械と比べると、本当に驚くほどコンパクトになりました。
でも、今回このサイズの機械を選んだのには理由があります。
「院にいる時間」だけが治療ではない
接骨院で施術を受ける時間は、1日のうちのほんのわずかです。
たとえば捻挫をしたとして、院で30分治療をしても、その後には自宅で過ごす長い時間があります。
次の来院までをどう過ごすのか。
その間に何ができるのか。
私は以前から、ここも含めて治療だと考えています。
そのため今回、新しい機械を選ぶときに考えたのが、
「できるだけ、院を離れても治療ができる環境をつくれないか?」
ということでした。
実際に使ってみたら、かなり便利でした
導入してから実際に使っていますが、すでに大活躍しています。
まず、操作がとてもシンプル。
そして本体が小さく軽いので、ポケットに入れたり、身体に取り付けたりして使用できます。
装着したままでも、家の中を歩いたり、ちょっとした家事をしたりと、日常生活程度の動作なら十分できます。
【メーカー提供・装着イメージ】

以前の機械では、治療器につながっている間は、基本的にその場所にいる必要がありました。
でもAT-miniなら、「治療器の前に座っている時間」をわざわざ作らなくても使える。
これは実際に使ってみて、想像していた以上に大きな違いでした。
自宅でも使えるという選択肢
今回この機械を選んだもう一つの理由が、院外へ持ち出せることです。
特に捻挫などのケガでは、院で施術したあと、次回来院までの時間をどう過ごすかも大切です。
AT-miniなら小型なので、自宅に持ち帰ってケアを続けることもできます。
実際に使ってみて、操作も難しくなく、日常生活をしながら使用できることも分かりました。
そこで今後は、ケガの状態などに応じて、短期間の貸出ができるような仕組みも検討しています。
まだ実際の運用方法は考えているところですが、
「院に来られない時間にも、できることを増やしたい」
というのが、今回この機械を選んだ理由の一つです。
「自宅にも欲しい」という方へ
AT-miniは、ご自身で購入して自宅で使用することもできます。
院で実際に使ってみて、
「これなら自宅にも欲しい」
という方のために、私が使用しているAT-miniを楽天ROOMの「院長おすすめグッズ」にも載せています。
楽天ROOMにはAT-mini以外にも、私自身が使っているものや、患者さんから「どこで買えますか?」と聞かれるものなどを「院長おすすめグッズ」としてまとめています。
セルフケア用品などを探している方は、よかったらのぞいてみてください。
※AT-miniの使用について不安がある場合は、購入前にご相談ください。
大きな機械を置くことだけが、設備投資ではない
治療院の設備というと、大きくて高性能な機械を何台も並べるイメージがあるかもしれません。
もちろん、それも一つの考え方です。
でも今回、私が考えたのは、
「患者さんが院にいない時間に、何ができるか」
ということでした。
身体を整える時間は、院にいる30分や45分だけではありません。
日常生活をどう過ごすか。
自分の身体をどう使うか。
そして必要なときには、自宅でもケアを続けられるか。
そこまで含めて考えることが、身体の回復を助けることにつながると思っています。
24年間働いてくれた大きなES-420から、手のひらサイズのAT-miniへ。
ずいぶん小さくなりましたが(笑)、
「できるだけ、院を離れても治療ができる環境を。」
そんな葵接骨院の考え方には、とても合った機械でした。
これからもしっかり働いてもらいます。