葵接骨院は、平成14年に開業して今年で16周年となります。
開業当初から健康保険ではカバーできない技術料の部分を保険の窓口負担に上乗せする形で窓口負担金をいただいてきました。
現在まで、一度も値上げすることなく来ていましたが、このたび料金改定をさせていただくことにしました。
3割負担の場合は、
窓口負担のベースを600円とさせていただいていましたが、
平成30年7月1日より700円と料金を改正させていただきます。
また、こども保険など、医療助成の対象の方も、一律200円をいただいていますが、
こちらも300円へと料金を改定させていただきます。
つまり、保険診療において、どなたにおいても100円負担が増えるということです。
テーピングなどの材料費に関しては変更はありません。
16年間値上げなしでがんばってきましたが、
健康保険を取り巻く環境が厳しくなっていることや、
途中、消費税アップも重なりそろそろ限界かなぁというのが本音です。
治療家のお仕事は、目で見える価値というのがわかりづらいものです。
健康に関する知識、みなさんが日頃不安に思う身体の機能のお話、
怪我した時からの復帰までの目安、
それに合わせた運動療法・・・・
これらすべて、知識も、指導も、治療も【治療家の価値】になります。
価値価格はそれこそ患者さん自身が治療効果に対してどう思われるかになると思いますが、
それがはっきりしているのが、ラボになります。
こちらは全く保険診療を行っていない完全に自費です。
今の葵接骨院の売り上げはほとんどこちらの自費診療になっています。
週に2日しかラボは行っていませんが、こちらの価値を感じていただいていることも事実。
最近では直接、ラボへの紹介も多くなりました。
ならば、保険診療で使う治療知識も少しだけ値上げをさせていただいても構わないかなというところもあります。
16年の間にのべ10万人以上の患者さんを診させていただき、勉強もさせていただきました。
少しずつ成長をしている治療家の姿に価値を感じていただければ幸いです。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
院長 藤田のぞみ