久しぶりの来院時の注意


このところ、「おひさしぶり」の患者さんが来院されます。

3年以上あいている、5年以上あいているとなってくると、

中にはカルテの保存期間を越えてしまっているために、カルテを新たに作成することになる方も。

葵のHPには「最後は葵に戻ってくる」というお話を書いていますが、

何かのおりに当院を思い出してくださって来てくださるのは本当にうれしい限りです。

 

さて、おひさしぶりの患者さんには気を付けていただきたいことがいくつかあります。

 

・保険診療にはかなり限りがあります。

健康保険を使って診療を受けられる場合は、お体を負傷された日時がおよそ1か月以内で明確な原因がある場合にのみとなっています。

 

保険診療日と自費診療の日があります。

保険で診ることのできない範囲や、身体全体の調整を希望される場合は、「あおいラボ」での受診となります。

ラボを全く受けたことがない、または、最終来院日より1年以上開いている場合は、水曜日の午前午後、土曜日の午後のラボでの受診を一度お願いしています。

その後の受診はフォローと呼んでいて、それに関してはラボ日以外での受診が可能となっています。

ラボはおおよそ3か月を1クールとして、治療やメンテナンスをおこなっています。

 

・「とりあえず行ってみよう」というのではなく、疑問がありましたらまずお電話でご相談ください。

こちらに直接来て、その日の受診がかなわないことが多々あります。せっかく来ていただいたのにまたの来院を促すのもとっても心苦しい。

間が空いている場合や、ちょっとした相談などであれば、一度お電話ください。

診療でしか対応できないことがある場合などは、その場で来院を促させていただきます。

 

・不健康は最大の浪費を生む・・・・・ということ。

健康であれば通院にかかる費用も時間も、自分がやりたいことに費やせるのですが、日々の生活、食生活をおろそかにすると、

結局は、費用と時間の浪費につながります。優先すべきはなんなのか?

「保険がつかえないならいいや・・・」という方がいますが、保険が使えることが当たり前になっていませんか?

保険がつかえないような生活が結局は自分に跳ね返ってくる!厳しいけどそれが現実。

ラボの場合でも3か月が1クールです。それを覚悟して来院してください。

 

私自身はどんな患者さんも保険制度に関わらず診てあげたいなぁって思います。

でも、神の手も魔法ももっていませんので、一発でなんとか!という風にはやっぱり行かないんですよ。

互いの信頼関係のもとに、健康のお手伝いをしたいと思っています。

是非少しだけ来院前に立ち止まって読んでいただければと思います。

もちろん、これは既存の患者さんでも同じです。

 

健康保険の制度がどんどん厳しくなっている今だからこそ、身体のことについてもそして無駄に使う医療費についても考えてみてほしいなぁと思います。