バレエダンサーやフィギュアスケートに限らず
自分の最終身長は分かるのであれば知りたいと思いますよね。
審美系ブログ更新の木曜日ですが、成長期のお子さんを持つ親御さんならだれでも読める内容となります。
生活環境によってもちろん左右されますが両親の遺伝子がベースになっていることは間違いありません。
最近の研究では、特に母親の遺伝子が7割ほど関わっていると言われているみたいです。
身長が両親の遺伝子に関わってくるというのは、
昔の経験を踏まえても何となく分かっていた…という方もいらっしゃると思いますが
現在ではそれらの研究が進んでいるため、最終身長予測が出来る公式も数多く出てきました。
一番簡単でポピュラーなのが
《男子=(父の身長+母の身長+13)÷2 女子=(父の身長+母の身長-13)÷2》
これらに当てはめて計算する方法です。
※あくまで参考です。兄弟・姉妹でも同じ身長になるとは限りませんしね。
最終身長の予想がつくと
ここでもう1つ押さえておきたいのが【PHV(成長スパート期)】になります。
いわゆる身長の変化がが一番大きくなる時期です。
PHVの前は年間平均5㎝伸びると言われ、PHVが来ると年間平均8~10㎝伸びると言われています。
さらに、うまくPHVの時期を捉えることが出来れば予測身長よりも伸びることが可能になります。
【現在の身長÷最終予測身長】
この計算式で出されるパーセント成人身長のおよそ85%を迎える頃がポイントとなります。
まだ70%や75%であればPHV前だと予想されます。
逆に90%を超えてくると既にPHVを迎えている頃です。
疲労が抜けないほどに追い込むような練習量は避けるべきです。
成長の妨げになりますので、思う様に身長が伸びない可能性も出てきます。
PHV期を見つけ出せたらたくさんご飯を食べて、たくさん友達と外で遊ぶ…こういった基礎的な部分が重要になります。
わざわざ難しい技を取得しようとしても身体を上手く操れない為に気持ちも落ち込みます。
もちろん筋トレもオススメしません。
今がどんな時期であるかを知っておくことは
身長を伸ばすだけでなく、疲労骨折のリスクを回避することにも繋がります。
成長段階の骨はまだ骨端線が閉じていないため、柔らかく怪我のリスクがつきものです。
こういった怪我を防ぐ方法の1つの目安として活用してみてください。