よくこの仕事についた理由を聞かれます。
私の今の原点は、実はこの漫画です。
私が小学生のころに“りぼん”に掲載されていた“月の夜 星の朝”という漫画です。
主人公の、りおちゃんと遼太郎君の恋愛話ですが、
この主人公の遼太郎君がバスケの選手でけがをした際に
“私がスポーツ医師になって彼を治す”
と、りおちゃんがいったシーンがあり、はじめて“スポーツ医学”というものがあることを知りました。
りおちゃんもバスケをしている設定でしたが、私自身はそのころのバレーボール人気に流されバレー部に入ってしまいました。
中学の卒業アルバムに“スポーツ医師になりたい”と書いたのですが、
医師ではありませんが、柔道整復師という形で医療にかかわり、医療トレーナーという形で選手をみることになりました。
漫画の主人公はバスケをやっています。不思議なことに私もトレーナーとしてちゃんと報酬をいただくようになったのがバスケです。
しかも、これを読んでいた小学生の私は東京にいましたが、この物語の主人公は名古屋出身なんです。私が今、開業しているのが名古屋。
いろんなことでリンクしている不思議な夢の原点です。
バスケ部の子にバスケをやるきっかけを聞くと“スラムダンク”を上げる子が多いです。
漫画の影響って結構あるんだなぁって思いますね。
そういえば・・・・私が中学生のころ“あぶない刑事(デカ)”がはやってやたらと将来、警察官になりたいといってた生徒が多かったような・・・
私の夢の原点はここでした。
今、こうしてスポーツに関われていることがとっても幸せです。
これからも、この部分はぶれることなく私の生業になっていきます。