ウォーキングシューズのすすめ


夏の暑いときによく見たのがクロックスだったら、冬の寒いときはやっぱりモコモコのブーツですね。

最近立て続けに患者さんに靴の相談を受けたので久しぶりに書いてみようかと思います。

まず、ウォーキングシューズとランニングシューズの違い。

これは、そもそもの目的が違うのでシューズも違うわけです。

 

 

こちらがランニングシューズ。

まっピンクがまぐしいこちらがウォーキングシューズ。

まずはつま先の上がり方が違うのがわかりますか?

ランニングは推進力をうむためにもウォーキングよりさらにつま先があがっています。

 

次に後ろからみると・・・・

これがランニングシューズ

これがウォーキングシューズ・・・・・・・ミスった(笑)

実は、ウォーキングシューズの方が踵がちょっと広くなっているんですが、

選んだランニングシューズが、ランニング速度の遅い人向けのシューズだったので、

思った以上にがっちりしていた(笑)

踵の部分にも違いがあります。

また、今回取り上げたのは、「がっつりウォーキング」の靴ですが、

ウォーキングには

・タウンウォーキング

・トラベルウォーキング

という感じの靴もあります。

タウンウォーキングは、町中も歩けるような見た目になっているのが特徴で、

スニーカーに近いかんじです。

トラベルウォーキングは、どちらかというと長い距離を歩くこととデザイン性を重視したような形になっています。

ちょっとしたおしゃれなお洋服にも合わせやすくしているのが特徴。

 

いずれにしても、靴は目的に応じて作っているので、

間違っても、昔使っていたバッシュでウォーキングしたり、

普通のスニーカーでランニング練習したりすることはやめてくださいね。

 

葵では、競技やバレエへの怪我からの復帰の際に45分のウォーキングをやってもらいます。

これをやっても痛みがでないようであれば、競技復帰をOKしています。

ここから先は、競技で必要なテクニックや強さを作っていくものだからです。

ただ、日頃からウォーキングすることがない人は、歩いただけでも次の日に筋肉痛になる人も。

普段動いていても歩いてなければこういうかんじになります。

まずは、靴選び!そして、寒さに負けずに頑張って歩く!

寒い時期から始めると春を迎えたときにそれはそれはすばらしい感動が待っています。