酸素カプセル選びの基準


このところ酸素カプセルのご利用が増えています。

1か月券を使って短期集中で入られる方も意外にいます。

世の中には、「酸素カプセル」と言われるものがいろいろでていて、

治療院でも取扱いが増えているので、すっかりおなじみになっているところです。

葵接骨院も導入して10年以上がたちました。

10年も使っているので、いろいろとわかることがあります。

その中でも、酸素カプセルをご利用される方の参考になるのでは?ということを書きたいと思います。

 

その1 冷房がついているか?

これ結構大事です。

加圧されていくとカプセル内の温度があがり、代謝のいい方だとそれだけでもカプセル内の温度が上がります。うちでも1例だけ、過去に利用者さんが脱水症状を起こしてしまった例があります。だからこそ、なおさら気を付けるポイントがあることを知っています。冷房はついていた方が間違いなくいい。ソフトタイプのカプセルは外付けになっていたりします。

 

その2 加圧は適当か?

葵で使っている酸素カプセルの気圧は1.3気圧まであがるようになっています。世の中には1.5気圧まで上げられるものもでまわっています。意外に知られていませんが、1.3気圧を越えてくると、いろいろな不快な症例が報告として上がるケースが多いのです。「うちではそんなことおきたことないよ」と言われる施設もあるでしょうが、おきることを想定していることや、起きた症例があることも知っているかはやはり大きい差があります。1.5気圧まで上げなくてはいけない理由はないので、1.3気圧で安全性を確保して提供することを選んでいます。

また、女性や子供たちは1.3気圧まで上げられない方もいますので、中学生までの気圧とそれ以降の気圧を葵では変えていますし、気圧と時間のアドバイスをすることもあります。

 

その3 高濃度か?高気圧か?

時々サイトを回っていると、高濃度と高気圧がごっちゃになっているところがあります。葵にあるのは、「高気圧」です。通称名で「酸素カプセル」というのが、世間的には広まっています。圧力を高くすることで、身体に酸素をたくさんとりいれようというのが原理とされていますが、「高気圧」そのものが非常に意味があるのです。個人的には高濃度である必要はないと思っています。

多くの方が、天気が悪いと調子が悪くなるという経験をしていると思います。低気圧になった時に体が対応できないことが問題で、身体を改善するときに高気圧という条件が加わると、加速がかかりやすいというイメージですね。

酸素カプセルで何か病気が治せたりということはできません。けがや疲労からの回復などに必要な条件の一つを酸素カプセルが提供できると思ってもらえるといいですね。

 

 

専門的なことを書き出すとキリがないのですが、10年以上も使っていてわかったことは、やっぱり大きいなぁと思います。

また、ときどきご家庭用の酸素カプセルの購入の相談を受けます。

最近は安価になっているからでしょうが、安かろう悪かろうもやはりあります。

特に、ソフトタイプは破損すると修復がとっても難しく、そこまでできない業者さんもいらっしゃいます。

粗雑品もでているために、現在私たちのような医療機関が購入する際にローンを組めないこともあります。

 

健康への足掛かりに酸素カプセルを使ってみることを私自身はおすすめしています。

 

ちなみに、けがの回復のために酸素カプセルに入る際、けがの部位によっても酸素カプセルの入りやすさとかがあります。当院のタイプは、カプセルの半分、上半身のあたりしか開閉が可能ではないので、膝を曲げられない方などはちょっと入るときに不便さを感じます。そういう方には、上下に開くタイプとか、入口が広いタイプとかのほうがいいですよ。