バレエの人はどこ経由?


「この患者さんってそもそもどの経路でうちにたどり着いた??」

とふっと思うことがあります。

 

バレエダンサーさんの当院への経路は

 

★バレエの先生から紹介された

★バレエスタジオのお仲間から紹介された

★自分でネットで探し出した

★DLSで見かけた

 

実はHP上でも「バレエ専門」はうたっていません。

HPからきた方も「フィギュア診てるか大丈夫だろう」って感じも多かった。

 

私がバレエダンサーを診ることになったのは

バレエの先生に質問されたから

というのが実は最初なんです

葵接骨院はフィギュアスケーターをたくさんみています

そのスケーターがバレエを習っていて

バレエの先生から

「フィギュアの選手に何を教えたらいいの?」

という相談でした

そこがきっかけで、そこからバレエの先生がきて

その先生のスタジオの生徒さんが来て・・・

となっていくのと同時に

「これはちょっとバレエについても勉強したほうがいいなぁ」

とDLSの講習会に参加したりしていました

 

この経路の面白いのは、

私自身はフィギュアスケーターを診ているので分野でいうと

「スポーツ医学」を主に勉強してそのデータを使って治療をしています

一方、バレエは分野でいうと

「ステージ医学」という分野になります

一番びっくりしたのは、バレエなどのステージ医学は最先端を行くスポーツ医学からすると

本当に「時代遅れ」なところが多かった

 

 

たとえば、女子選手を診るとき

女子選手の3主徴という考えがバレエの世界にはない

女子の身長がいつの時期から伸び始めるのかも知らない

初潮の平均的な年齢も知らないし

生理のコントロールについても情報がない

成長をチェックするアプリの存在を知らない

 

・・・・・・うーん、今でも5年くらいは遅いと思っています

でも、逆に

 

 

ポワントを履く足の強さについてデータが出てきている

ターンアウトをするということの議論が進んでいる

 

 

バレエ特有なことに本当に特化して集中的な議論が活発で

それがとってもフィギュアスケーターにとっては貴重でした

結局フィギュアスケーターを診て、バレエダンサーを診ることで

「スポーツ医学でステージ医学を ステージ医学でスポーツ医学を」

という感じで二兎追うもの、二倍おいしい結果を患者さんに提供できるようになりました。

 

 

フィギュアもバレエも、問診表をかいてもらうと

テクニック的なものを改善したいというのが細かく書かれていたりしますが

行きつく先は「ベストパフォーマンス」がしたいというところだと思います。

自分史上最高なパフォーマンスがしたいんですよね。

そのためには、痛みがあったらだめだし、怪我を繰り返していたらだめだし

指示通りに動けないところがあったらだめだし・・・・

結局、痛みをとるのも、怪我を治すのもベストパフォーマンスをしたいし

そんな自分が見たいからなはず。

痛みをとることが最終目標なら休んでいればいいので積極的に治療にくる理由はないんですよね

 

 

その中で「この先生ならわかってくれそうだと思った」という理由で来てくれると本当はうれしい

でもそのためにはまずは葵接骨院の藤田のぞみという治療家の存在を見つけてもらわないといけない

そのために発信したり、あちこちに顔をだしたりしています

もし、まわりで困っている人がいたらぜひ紹介しただけるとありがたいです。

みなさんの「おすすめの治療家」になれると嬉しいです。

 

 

 

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